※別ブログに私が書いたものを転載
『本の雑誌2022年11月号』を読了しました。神保町ブックフェスティバルに行く機運を高めるため……。というか神保町ブックフェスティバルに行く途中で読んだ。
タイトル:『本の雑誌2022年11月号』
著者:-
出版社:本の雑誌社
発売日:2022年11月1日
価格:880円
読了日:10月29日
『本の雑誌』のいいところはゆるーく読めるところと、ぱっと開いたときに全体が一瞬で見渡せる雑誌のサイズ、文字の大きさ、文字組になっているところだと思う。
実は私は体調が悪いときや、「合わない」と感じたときにはその本の一篇や雑誌の一連載を読み飛ばすことがしばしばある。『本の雑誌』はその「読み飛ばすか否か」の判断がつきやすく(実際に読み飛ばすという話ではなく…)、これは雑誌のデザイン構成としてとても素晴らしいことだと思っている。
なんというか、認識がしやすいのだ。話の主題が。「読み飛ばし」の話だが、これはとてもいいことなのだ。ストレスのない雑誌。ストレスのない読書ができるので有難い。
今号の雑誌の内容で印象に残ったのは、バーコードが裏表紙ではなく奥付(中のページ)部分にある書籍(一体これ会計時にどうすんの……?)と、若い女の子が熱心にカバーのかかっている本を読んでいるので、何を読んでいるのか聞いたら「『家畜人ヤプー』を読んでいる」と返ってきたという63歳販売員の男性の投稿。後者は運命的というか、隣で出会いたい光景だ。
食欲の秋と掛けているのか、神保町はひそかにしかし根強いグルメな街という認識なのか、食の話が多いと感じた。
『本の雑誌』と『SFマガジン』と『文藝』は毎号買いたいが……。
雑誌に紹介されている中で気になった本:『サピエンス全史』『鉄道のドイツ史』『実践GAN 敵対的生成ネットワークによる深層学習』