『沖縄県史』
そこに二、三日いる間に、避難民が十人余り雪崩れ込んできたことがありましたね。そこは兵隊の陣地壕ですから、民間人は入れなかったんですよ。それでも、あんまり艦砲が烈しいので、一寸の間だけ入れて下さい、と泣き込んで入ってきたんです。その人たちの中に、子持ちの女の人がいました。その女の人の二歳ぐらいになる男の子供が、あんまり泣き喚くもんだから、兵隊がひどく怒って、叱りつけたんですよ。子供を泣かすなって。それでも子供は泣きやまない。そしたらね、そのお母さんは、子供をつれて出て行ったんですけどね。しばらくしたらそのお母さん一人だけで帰ってきたんですよ。子供をどうしたのか、判りませんけどね。おそらく、子供を捨ててきたと思うんですけどね、そのお母さんも何も言わないし、誰も子供のことを訊こうともしませんでした。
/「旧首里市」『沖縄県史 第9巻(各論編 8 沖縄戦記録 1)』大城志津子氏の証言
最近は戦後の沖縄の思想を読んでいます。
その中で『沖縄県史』(沖縄縣史)に触れられている書籍をいくつか見るので、まずはいっちょインターネットで『沖縄県史』の構成を調べてみるぞ、と思い検索したところ、うまくヒットしません。
なんか、こういうのはいつもはアマチュア有志のFC2ブログかGooブログがヒットするじゃないですか。目次一覧、みたいなやつ。探し方が悪いのか見つからぬ……。
調べる・読む時に、一覧や概要があるだけでも有難いため、ここに記載しておきます。
ここで言う『沖縄県史』は1960年代に計画され、1965年-77年に刊行された、23巻+別巻1の県史となります。新しくないほうの古いほうの県史です。
琉球政府編、国書刊行会の発行。
「この種の企画としては異例」の「近代だけを主題とする県史」 *1 です。
実は『沖縄県史』は国立国会図書館デジタルコレクションの「個人送信限定」で、全巻読むことができます(!)国会図書館に本登録している人であれば、自宅でも簡単に読めるんです。学生時代にデジコレ個人送信限定ほしかったよな……ホント……。
デジコレでは重複分があって、何かしらの理由があって納本がズレたのかな~と思いました。
- 通史
- 各論編1 政治
- 各論編2 経済
- 各論編3 教育
- 各論編4 文化1
- 各論編5 文化2
- 各論編6 移民
- 各論編7 沖縄戦通史
- 各論編8 沖縄戦記録1
- 各論編9 沖縄戦記録2
- 資料編1 上杉県令関係日誌
- 資料編2 沖縄県関係各省公文書1
- 資料編3 沖縄県関係各省公文書2
- 資料編4 雑纂1
- 資料編5 雑纂2
- 資料編6 新聞集成 政治経済1
- 資料編7 新聞集成 政治経済2
- 資料編8 新聞集成 教育
- 資料編9 新聞集成 社会文化
- 資料編10 新聞集成 沖縄県統計集成
- 資料編11 旧慣調査資料
- 各論編10 民俗1
- 各論編11 民俗2
別巻
以上です。さっとでいいから目を通したいです。
追記
『沖縄の戦後思想を考える』p102に『沖縄県史』の概略を述べている部分があります。
*1:『沖縄の戦後思想を考える』p102
コミティア153(9/7)に参加します
9月7日(日)東京ビッグサイトで開催されるコミティア153に参加します。
東5ホール・す44b「高松堂通信」、ジャンルは「その他」です。
扱うものは艦船擬人化・企業擬人化(と、歴史・時代もの少々)です。






ブログに書く事がないのでまずはイベント告知を……。
よろしくお願いします。
おしらせ・久々
いきなりですが、このブログにあった過去記事をすべて削除しました。
ネガティブな理由ではありません。
このブログは2016年くらいから使っているため、なんというか初期の記事は「若さ」というものを滲ませていました。それを公開し続けていることに苦痛を感じ、ブログ自体を一括して非公開にしていましたが、なんだかそれも勿体なく感じました。ですので心機一転、初めから書き直そうと思いました。
とはいえ「はてなブログに書くこと」がいまだ定まっておりません。スマホからの見やすさや拡散しやすさ等でいえばnoteのほうが良いと感じています。またクローズな話は個人サイトでしがちなので何とも言い難い……。
ぼちぼち動かしていきたいです。